MA(マーケティングオートメーション)とSMSの効果的な連携シーンとは

ビジネスシーンにおいてMA(マーケティングオートメーション)の知名度も高くなり、実際に導入する企業も増えています。そのMAと連携できる配信チャネルのひとつとしてSMSがあるのをご存知でしょうか?この記事では、MAを活用した配信チャネルや、マーケティングにおいてSMSを活用するメリットおよび活用方法について詳しく紹介します。

Chapter
MAを活用した配信チャネル一覧
1. メール
2. LINE
3. アプリ
4. WEBプッシュ
5. SNS
6. SMS
SMSをMAで活用する際のメリット
ただしSMSは送信できる文字数に限りがある
SMSのメリット
SMSのデメリット
MAを利用したSMSの活用方法について

MAを活用した配信チャネル一覧

MAを導入することで見込み顧客に合わせたコミュニケーションが可能となり、マーケティング活動を可視化および自動化することができます。
「資料請求や問い合わせがあった人を見込み顧客リストに追加する」「資料請求から3日後に関連するセミナーをメールで紹介する」など段階に合わせて顧客を育成したり、データの蓄積や分析を行えるツールです。

このMAで利用される代表的な配信チャネルとしてメールやLINE、アプリ、SNS、Webプッシュなどがあります。マーケティングの世界において配信チャネルはとても重要。選び方によって効果や活用方法も変わります。

1. メール

顧客の属性のWeb上での行動をもとに配信し、より顧客の好みや興味にマッチする情報を提供できます。

2. LINE

LINEは、世代にかかわらずコミュニケーションツールとして利用者が増加しており、連携できるMAツールも増えています。
One to Oneマーケティングに適したものやLINEの公式アカウントを通じて顧客管理できるもの、LINE Payとの連携ができるものなど使える機能は多彩です。

3. アプリ

顧客にとって有益な情報や顧客が必要としている情報を、スマートフォンと連携させてアプリで通知できます。

4. WEBプッシュ

MAを活用することで、顧客の行動履歴などから好みに合った情報をWebの画面やスマートフォンの待ち受け画面にプッシュ通知で表示させることができます。
ログインしていないゲストユーザーへもアプローチできる方法です。

5. SNS

FacebookやTwitterなどのSNSとMAを連動させて顧客の分析や管理を行い、広告などの配信設定も可能です。

6. SMS

開封率が高く内容を確認してもらいやすいのが特徴。電話番号だけでメッセージを送信できます。

SMSをMAで活用する際のメリット

SMSをMAで活用する大きなメリットのひとつが、携帯電話番号を利用してメッセージのやり取りができるところです。その上、SMSはアプリのインストールが必要ないため、ガラケー利用者など多くの人が情報を受け取れるという利点もあります。

例えば、メールアドレスの場合はキャリアを変更すると同時にアドレスも変更されることが珍しくありません。その際、変更したメールアドレスが顧客情報に反映されていなければ、メールで情報を配信しても届かない可能性があります。また、LINEをはじめとしたコミュニケーションツールが普及したこともあり、メールアドレス自体を使わなくなっている人も増えています。

一方で電話番号は、MNP制度が導入されたことでキャリアを変えても電話番号をそのまま引き継げるようになり、変更されることが少なくなりました。そのためSMSは到達率が高く、顧客へ情報が伝わりやすいのが特徴です。
また、以前に取得した顧客情報でも利用できる可能性が高いため、休眠顧客の掘り起こしとしても活用できます。

加えてSMSは顧客の着眼率が高く、開封率が高いのが特徴です。2019年12月に実施した「コミュニケーションツールに関するアンケート」(※)では、メールの未読数はSMSの約3.3倍という結果になりました。開封率もSMSの方が高く、メールでは約39%の連絡が見られることなく消去されています。

SMSとメールの平均未読数 メールでは約4割の連絡が見ずに消されている

この特性から、緊急性の高い情報の配信などでもSMSが活用されています。SMSは古くからある方法ながらそのメリットはITが発達したビジネスシーンでも生かされており、実際にSMSを配信チャネルとして活用する企業が増えているのです。

※自社調べ(調査方法:インターネットアンケート、対象者:20代から60代以上までの男女492人)。

ただしSMSは送信できる文字数に限りがある

メリットの多いSMSですが、どの点においても優れていて使いやすいというわけではありません。もともとSMSはショートメッセージサービスの略だということからもわかるように、送信できる最大の文字数が決まっています。

MAと連携する場合はSMS送信サービスの利用が必要不可欠ですが、サービスによってはキャリアごとに送信できる文字数に違いがあります。サービスによっては70文字しか送信できないものもあるため注意が必要です。

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また、メールではHTMLメールを利用することで色をつけたり画像を組み込んだりすることができますが、SMSではそのように送信画面を装飾することもできません。

そしてSMSはメールより配信単価が高い部分もデメリットのひとつです。基本的にSMS送信サービスを用いた際の送信単価は16円以下となっており、月間送信数が多いほど安くなる仕組みとなっています。
電話や郵便ハガキ・DMよりはコストを抑えられますが、メールは基本的に無料で送信できるためSMSの方がコストがかかります。

SMSのメリット

  • 開封率が高い
  • 電話番号は変更されにくいため到達率が高い
  • 利用する際にアプリのダウンロードなどが必要ない
  • ガラケーにも送信できる

SMSのデメリット

  • 文字数に制限がある
  • 見出しや画像などの装飾ができない
  • メールよりも配信単価が高い

MAを利用したSMSの活用方法について

SMSを活用するケースとして多いのが、確実に知らせたい通知を送るシーンです。具体的には

  • 契約更新の通知
  • 請求内容に関するお知らせ
  • 督促

などが挙げられます。携帯電話番号さえ把握していれば高い確率で送ることができ、開封率も高いSMSのメリットは、忘れられると困る内容の通知をする際に適しています。

他にも飲食店や美容室など予約のリマインドとしても有効です。予約してから期間が空いている場合、顧客側が予約したことを忘れて無断キャンセルの状態になってしまい、店舗に損失が出ることもあるでしょう。そのような状況を防ぐためにも、予約が近づいた時点で知らせる方法としてSMSは効果的です。

他にも、最初にターゲットとなる顧客全員に一斉メールを配信し、レスポンスがなかった顧客だけを対象としてSMSを使って通知するという活用方法もあります。
また、通販サイトなどでカゴに入れながら購入には至っていない顧客に対してSMS通知をして購入を促したり、顧客の好みや閲覧履歴などをもとに適したクーポンをSMSで配信することで、顧客の購買意欲を高められる可能性もあります。

このように、SMSの開封率の高さを活かしたマーケティング手法は多岐に渡ります。中でもメディアSMSは到達率99.9%とほぼ確実に配信でき、かつ全キャリアに660文字の長文SMSを送信できるのがメリットです。(※) メディアSMSを利用したMAツールとの連携についてのご相談はこちらのフォームよりお問い合わせください。

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※1 デロイトトーマツミック経済研究所 ミックITリポート (2022年10月版) より

※2 受信拒否・圏外・電源オフを除く。4キャリア到達率当社検証試験の結果。

※3 2023年10月末時点(自治体含む)


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SMSnavi編集部

株式会社ファブリカコミュニケーションズ SMSnavi編集部。SMS(ショートメッセージサービス)に関する記事を執筆しています。

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