マーケティングや販促にSMSを活用!効果的な理由や注意点、事例を徹底解説

近年、販促ツールやマーケティング手段としてSMSを利用している企業が増えています。SMSは電話番号の取得のみで効果的なマーケティングが可能な上、到達率・開封率も他の手段よりも高い点が魅力です。今回は、SMSが販促やマーケティングにおいて有用な理由と逆に注意すべき点、実際に活用している事例等をご紹介します。

Chapter
販促やマーケティングでSMSが注目されている理由
普及率が高い
開封率が高い
連絡先の変更が少ない
セキュリティが高い
SMSをマーケティングに活用する際の注意点
特定電子メール法に注意
SMSはスパムも多い!安心感の訴求も忘れずに
文字数に注意!SMS特有の課金形態
SMSで販促する時に活用したい便利な機能・オプション
特定電子メール法に対応できる「配信停止URLの自動生成」
LPや問い合わせ用URLを設置する時に役立つ「短縮URL」
情報量をアップさせて効果的に訴求できる「SMSの長文化」
販促でのSMS活用事例
キャンペーンの告知に
ユーザーの引き上げや顧客へのフォローに
休眠顧客へのアプローチに
まとめ

販促やマーケティングでSMSが注目されている理由

普及率が高い

普及率グラフ.png

SMSは、電話番号が分かれば誰にでも配信可能な連絡ツールです。スマートフォンだけでなくガラケーやらくらくホンにも送信できます。SMSのカバー率は携帯電話契約件数である約1億6,000万件のうちの90%以上(※1)となっており、幅広い人々へ配信することが可能です。また、受信するユーザー側は特別なアプリをダウンロードする必要もないため、比較的すぐに導入しやすい販促ツールだといえます。

※1 出典:ICT総研市場調査・マーケティングカンパニー「2016年SNS利用動向に関する調査:レポート」

開封率が高い

2019年12月に実施した「コミュニケーションツールに関するアンケート」(※2)では、メールの未読数はSMSの約3.3倍という結果になりました。内容を見ずに消す割合もメールの方が多く、約4割の連絡が見ずに消されています。この結果からメールで届く連絡が多いため、ユーザーは全てを確認しきれていないということが考えられます。その点SMSは未読数が少ない上に内容を確認してもらいやすく、販促やマーケティングにおいても有利なツールです。

SMSとメールの平均未読数 メールでは約4割の連絡が見ずに消されている

※2 自社調べ(調査方法:インターネットアンケート、対象者:20代から60代以上までの男女492人)。

連絡先の変更が少ない

MNPの普及により、キャリアや機種を変更しても電話番号も変更する人は少なくなりました。またメールアドレスよりも文字数が少ないため覚えやすく、取得しやすいのもメリット。一度取得できれば変更や減少することが少ないため、マーケティングにおいて有用な資産だといえます。

セキュリティが高い

Gmailなどのフリーメールアドレスは、PCでもスマートフォンでも利用できるためとても便利です。しかし他者にログイン情報が渡ってしまえば簡単に不正ログインできてしまうため、セキュリティ面で不安が大きいツールといえます。
一方で携帯電話番号は、発行時にキャリアによる審査が必要なので不正取得が難しく、SMSを受け取れるのは携帯電話本体を持っている本人のみです。仮に携帯電話番号が流出してしまったとしても、不正ログインしてSMSを盗み見ることはできません。そのセキュリティの高さから、SMSは本人確認時にも広く利用されています。

SMSをマーケティングに活用する際の注意点

SMSによる販促やマーケティングは正しく使えば非常に有効な手段となりますが、間違った使い方をしてしまうとユーザーに不信感を抱かせてしまったり、「特定電子メール法」に抵触してしまう可能性もあります。
以下の注意点に気をつけながら、効果的にSMSマーケティングを行いましょう。

  • 特定電子メール法に注意
  • SMSはスパムも多い!安心感の訴求も忘れずに
  • 文字数に注意!SMS特有の課金形態

特定電子メール法に注意

電子メールによる販促・宣伝が社会問題化し、それを取り締まる「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法)」が施行されています。SMSも電子メールに分類されるため、SMSを用いてマーケティングや販促を行う際はこちらを遵守する必要があります。
気をつける内容としては2つ。オプトイン規制オプトアウトへの導線です。

オプトインとは、販促などの特定電子メールをユーザーに配信する前に事前に同意を得ることです。つまり、事前に同意をとれていないユーザーには販促やマーケティングのSMSを送ることはできません。 よく入力フォームの下部にメルマガ等の配信を希望するか否か、選択できる入力欄を見たことがあるかと思います。それが特定電子メールの配信の同意を得たという証明になるわけですね。

反対にオプトアウトとは、配信停止を意味しています。SMSやメルマガを送る際にはその配信停止の手続きへの導線を設置することが義務付けられています。SMSやメルマガ上に配信停止手続きへのURLを記載するなどの対応が必要ということになります。

SMSはスパムも多い!安心感の訴求も忘れずに

メールや他のメッセージサービスと比較して到達率も開封率も非常に優秀なSMSですが、その反面スパムが多いのも否めません。そのため、販促やマーケティングのSMSがスパムの類ではないことをアピールする必要があります。
その方法は様々ですが、ここでは3つご紹介します。

■配信元表示を変更する

SMSではメールと異なり件名などの表示がありません。そのためユーザーは一番に送信元として表示されている電話番号でスパムか否かを判断することが多いです。
送信元電話番号を会社の代表番号やコールセンターのフリーダイヤル等に変更することで、電話番号を検索したユーザーに身元を表明することができます。

■文章の1行目で安心感の訴求を行う

携帯電話の機種にもよりますが、SMSの通知は全文ではなく1行目のみが表示されるケースも多いです。そのため、1行目でSMSの要件や配信元の会社名を記載することでユーザーに安心感を与えることができ、開封率も向上させることができます。SMSでマーケティングや販促を行う際には1行目に何を記載するかをしっかりと考えましょう。

■URLをつけて送信する際にはドメインで会社がわかるように

SMSを用いたマーケティングや販促として主流なのが、SMS内にサイトURLを入れて配信を行う方法です。ただし、SMSは文字数に制限があり基本的には1通あたり70文字しか送信できないため、ほとんどのSMS送信サービスではURLの文字数を短縮する「短縮URL」のオプションが付いています。この短縮URLのドメインはサービスによって固定となっているため、受け取るユーザーにとっては不信感を抱く原因にもなってしまいます。そこで活用できるのがこの短縮URLのドメインを任意のものに変更することができるオプションです。このようなオプションはサービスによってはないものもあるため、SMS送信サービスを選ぶ際には注意してください。

文字数に注意!SMS特有の課金形態

SMS送信にかかる詳細な費用はサービスによって異なりますが、基本的に1通70文字で10〜18円ほどです。70文字を超えてしまうと超過した分は送信ができなかったり分割して送信されてしまうことになります。
例外として、SMS送信サービスでは最大1通660文字まで拡張することができますが、この課金形態が少し特殊なのでしっかりと理解しておきましょう。 例えば、100文字のSMSを送信しようとした場合、本来は70文字のメッセージと30文字のメッセージに分けて送信し、2通分の費用がかかることになります。対して、SMS送信サービスの長文オプションを利用することで100文字のメッセージを1通にまとめて送信することができます。ただし、この料金としては個別で送ったときと同様、2通分かかってしまいます。

SMSの課金形態

つまり、SMS送信サービスを利用することで長文のメッセージを1通にまとめて送信することができますが、料金としては1通70文字で計算されるということになります。
SMSでマーケティングを行う際はそういった費用対効果も考慮に入れて文章を考えるようにしましょう。

SMSで販促する時に活用したい便利な機能・オプション

一般的なSMSと長文SMSの比較イメージ

特定電子メール法に対応できる「配信停止URLの自動生成」

前述の内容と重複にはなりますが、特定電子メール法では「顧客が受信を不要とする・拒否する際に、それを受け付けるフローを設けておく必要がある(オプトアウト)」と定められており、宣伝や販促でSMSを利用する場合は受信停止・拒否を行うための受付フォームや窓口を設置しておく必要があります。
自社で配信停止用のフローをすぐに用意できない場合は、配信停止用URLの自動生成が備わったSMSサービスがおすすめです。メディアSMSでは配信停止用URLを2クリックで任意の場所にURLを挿入することが可能。ユーザーがURLをタップしたら自動的に送信除外リストへ追加することができ、運用の手間が省けます。

LPや問い合わせ用URLを設置する時に役立つ「短縮URL」

SMSで気になるのは文字数。SMS送信サービスによっては70文字しか送信できないものも。
そのため地図情報や会員向けに個別で発行したURLが長くなるのは、どうしてももったいないと考えられます。そこで役に立つのがURLの短縮機能です。メディアSMSでは通常のURLを19文字まで短縮可能(オプション)。加えてクリック数やクリック日時の計測、それらのデータを元に開封率を算出することもできます。

情報量をアップさせて効果的に訴求できる「SMSの長文化」

先述した通り、SMSでの販促時に課題となるのは文字数です。70文字では本来伝えたかった情報を十分に書くことができず、SMSの中身を見てもらえても効果的に訴求できないケースがあります。しかし、1回に送信できる文字数を増やせるサービスも登場しており、特にメディアSMSでは楽天モバイルを含めた国内キャリア全てで長文化が可能。docomoは660文字、au・SoftBank・楽天モバイルは670文字まで送信できるようになります。SMSの高い到達率に加えて情報量もアップさせることで、販売促進に繋げられる機能です。

販促でのSMS活用事例

キャンペーンの告知に

キャンペーンのお知らせをDMやメルマガからSMSに変更する企業様も増えています。
例えば自動車業界では、車検やオイル交換の通知にSMSが有効活用されています。事前に送っていたDMをSMSに変更したり、DMの到着確認をSMSで配信するなどの方法も効果的です。

ユーザーの引き上げや顧客へのフォローに

3時間かけて100人に電話しても成果がないこともしばしば。マイナビニュース社の2015年の調べによると、知らない電話番号からの着信に対しては76.2%のユーザーが応答しないという調査結果が報告されています。
SMSなら100人への連絡が3分で完結し、さらにコールバック件数も増加も見込めます。電話が繋がらなかった後にSMSを送信してコールバックを促すことも有効です。

休眠顧客へのアプローチに

SMSで使用する電話番号は変更されることが少ないため、購入やサイト訪問が途絶えた顧客へのコンタクトも図りやすいのが特徴です。

例えば、休眠顧客掘り起こしのためにDM送付。しかし送付しただけだとあまり見てもらえません。そこで、DM送付から1週間後に到着確認のためのSMS配信をするなども効果的です。他にも、配信するSMSに電話番号を入れて顧客のコールバックを狙い、コミュニケーションを深めて休眠顧客をHOTな状態に戻すことも可能です。

この記事もおすすめ

販促やマーケティングでのSMS活用事例はこちらの記事でも詳しく紹介しています。

特にSMSの普及率や開封率の高さは販促やマーケティングにおいてとても有利な特徴です。その特徴を活かして効果的に訴求するためには、法人向けのSMSサービスが提供している機能が役立ちます。また、自社サービスにあった詳しい活用事例が知りたいという方はコチラのフォームからお問い合わせください。

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まとめ

SMSがマーケティングや販促に有効な理由は?

SMSがマーケティングや販促に有効な理由として、以下の4点が挙げられます。

  • 普及率の高さ
  • 開封率の高さ
  • 連絡先の変更の少なさ
  • セキュリティの高さ
SMSをマーケティングに用いる際の注意点は?

SMSをマーケティングに用いる際は以下の3点に注意しましょう。

  • 特定電子メール法を遵守する
  • スパムと思われないように、安心感の訴求を行う
  • 課金形態が特殊なため、文字数に注意し費用対効果を高く維持する

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※1 デロイトトーマツミック経済研究所 ミックITリポート (2022年10月版) より

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※1 デロイトトーマツミック経済研究所 ミックITリポート (2022年10月版) より

※2 受信拒否・圏外・電源オフを除く。4キャリア到達率当社検証試験の結果。

※3 2022年10月末日時点


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SMSnavi編集部

株式会社ファブリカコミュニケーションズ SMSnavi編集部。SMS(ショートメッセージサービス)に関する記事を執筆しています。

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