SMSとLINEとメルマガ。その違いと最適な使い方とは?

スマートフォンが普及している現代、ネット広告はPCよりスマートフォンで見る機会が増えてきました。そんな中、顧客に対して広告やお知らせを配信する方法として、SMS送信やEメール(メルマガ)・LINEなどがよく使われるようになっています。
今回は、SMSとEメール・LINEを比較し、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

SMS・Eメール・LINEの違いは?

SMS、Eメール・LINEはそれぞれどんな仕組みで送信されている?

SMS(ショートメッセージサービス)は携帯電話同士でメッセージのやり取りをすることができるサービスです。メッセージをやり取りできるという点では、Eメール・LINEも同じようなことができると言えますが、細かな機能やできること・できないことが異なるため、用途に合わせて利用するツールを検討する必要があります。
各サービスの主な違いを整理すると、以下の6つの項目から成ると捉えることができます。

SMS Eメール LINE
送信できる内容 テキストのみ テキスト・画像 テキスト・画像・スタンプ・位置情報など
利用のための準備 携帯電話番号を契約すれば、端末ですぐ使える メールアドレス作成・アプリインストール・メルマガ購読の申し込みが必要 アプリインストール・友達登録が必要
一斉送信 法人向けサービスを使うと可能 可能 グループ機能を使うと可能
セキュリティ 電話番号が流出しても、端末を保持した人しか確認できない ID・パスワードがあれば不正ログインができてしまう ID・パスワードがあれば不正ログインができてしまう
(登録の際には、SMSを使った認証を利用)
文字数 全角70文字/1通
電話会社により、最大660~670文字まで送信可能
制限なし
実質は送信可能な容量に左右される
10,000文字/1メッセージ
料金 受信は無料、送信は1通あたり~30円程度。 フリーメールの場合は基本無料。
キャリアメールの場合はメール容量・プランによって変動する
送受信ともに無料

SMS・Eメール・LINEのそれぞれの強みとは?

SMSの強み

SMSのメリットとしてまず挙げられるのが、携帯電話番号さえ分かればメッセージを送信することができる点です。メールアドレスなどは簡単に作成したり複数を所有することができるため、顧客情報として手に入れたメールアドレスが必ずしも実際に使っているアドレスだとは限りません。電話番号であれば頻繁に変更することは少なく、より確実に顧客本人と結びついた宛先にメッセージを送信できるのです。
また、携帯電話番号の契約が済んでいれば、アプリのインストールなどを行わなくてもすぐに送信・受信ができるのも特徴です。

Eメール・LINEの強み

Eメール・LINEのメリットとしては、画像や動画・スタンプなどを使って印象的なメッセージを送信できるということが挙げられます。SMSはテキストのみ送信可能なのに対し、EメールやLINEは顧客に読まれやすいよう視覚的な工夫を凝らすことが可能です。
さらに、送信可能な文字数もSMSに比べてかなり多くなっています。LINEは1メッセージあたり10,000文字まで送信可能で、Eメールはメール要領に左右されますが実質的な文字数制限はありません。そのため、顧客への広告・宣伝目的で送るメッセージや、長文になりやすいビジネスメールなどに活用しやすいツールだと言えます。

SMS、Eメール・LINEがそれぞれ苦手にしていることとは?

SMSの弱み

SMSは、顧客に確実に素早くメッセージを届けることができる一方、印象的な広告を打ち出すのが難しいというデメリットがあります。SMSは基本的には文字のみ送信可能で、URLなどを貼り付けることもできますが一度に送信可能な文字数が全角70文字に限られています。したがって、それを見ただけでは商品やサービス等の良さを伝えることは難しく、販促目的で利用するにはあまり向いていないと言えるでしょう。
ただ、文字数の問題に対しては、法人向けのSMS送信サービスを利用することで最大670文字に拡張することが可能です。また、顧客により確実にメッセージを送信できるという利点を生かすなら、個人宛てに送る店舗予約などのリマインドメッセージや金融機関からの重要なお知らせ、アプリの認証パスワードを送る手段として活用することができます。

Eメール・LINEの弱み

EメールやLINEでメッセージを送るためには、まずメルマガ登録やLINEでの友達登録を顧客自身にしてもらう必要があるというハードルがあります。また、Eメールアドレスが変更されたり、顧客からLINEをブロックされてしまうとメッセージを届けることができなくなってしまう点がデメリットといえます。
また、他の多くの人からも様々なメッセージを受け取る機会が多いツールのため、広告目的で送信するメッセージは目立たなかったり開封されないことも多くあります。さらに、画像やスタンプで内容を凝ることができる代わりに、1つのメッセージを作成するためにかかる労力やコストはSMSに比べて大きくなるといえるのがデメリットです。

SMS、Eメール(メルマガ)・LINEにはメッセージの届く確率や速さ、コスト、利用者数の数、広告手段としての機能などに違いがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、どれを使用するのが適しているのかを考え、導入するツールを検討しましょう。