SMS送信サービス選びで比較するべき3つのポイント

SMS送信サービスの提供業者を比較・検討する際に、「キャリア直収設計(直接接続)」は到達率に関わる重要なポイントです。しかし、国内のSMS送信サービスは既にキャリア直収設計に対応していることがほとんどです。それ以外の違いや優位性は、各サービスごとに取り上げるポイントが異なるため、それぞれのサイトや資料を見ただけではうまく比較することができません。
そこで、この記事では直収設計対応済みのサービス同士を見比べるときに役立つ「優先して重視すべきポイント」をいくつかご紹介していきます。サービス内容の下調べや検討の際に、ぜひご活用ください。

【優先度★★★】全キャリアSMSの長文化機能

【優先度★★★】全キャリアSMSの長文化機能

SMSの送信可能文字数には上限がある

まず、最優先で確認をオススメするのは「全キャリアSMSの長文化機能」が利用可能かどうかです。
通常、SMSは他社キャリアの電話番号宛に送信できるメッセージ文字数に制限があり、全角70文字以内までのメッセージしか作成することができません。しかし、いくつかのSMS送信サービスでは各キャリアのSMSメッセージを長文化できる機能が用意されていることがあります。長文化機能を利用することで、docomoは660文字、auは670文字、SoftBankは670文字までの文章をSMSとして送信することができるようになります。

「情報量」で訴求力を高めるために必須の機能

全キャリアSMSの長文化機能を重視すべき一番の理由は、SMSにとって「情報量の多さ」が強みになるからです。SMSはEメールなどに比べて到達率が高いことがメリットである反面、メッセージテキストが短いことがデメリットでもあります。短いメッセージの中では、誘導したいサイトURLを入力すると文字数が足りなくなってしまったり、本来伝えたかった情報を十分に書くことができなかったりと、せっかく届いたSMSを効果的に使うことができないケースがあるのです。
SMSの長文化機能を利用すると、高い到達率に「情報量」がプラスされ、より多くの情報を顧客に正確に伝えることができるようになります。そのため、どの業種・業界でSMSを利用する場合でも「SMSの全キャリア長文化機能」は必ず比較すべきポイントとして押さえておくのがオススメです。

【優先度★★】双方向送信機能

SMSの双方向送信機能とは

次に優先度が高いのは「SMS双方向送信」が利用可能であることです。
通常、個人の携帯電話間でSMSを送信する場合は、お互いにメッセージを送りあうことが可能です。しかしビジネスでSMSを利用する際には、顧客一人一人に対して毎回返信を行うのは現実的ではありませんよね。
そんな時に活用したいのが、SMS双方向送信機能です。細かな機能は各SMS送信サービスごとに異なりますが、基本的には企業側が送信したSMSに対して相手(顧客)が返信すると、自動的に内容を判別して、顧客に向けた返信メッセージを送信することができる仕組みになっています。

利用シーンの事前確認が重要に

ただし、双方向送信機能と一口に言っても、SMS配信サービスによって対応可能な範囲・機能は異なる場合があります。そのため、どのようにSMSを使いたいかによって、そのSMS送信サービスを選ぶべきかという観点も異なります。
例えば、SMS上でアンケートの回答内容を返信してもらいたいと想定している場合は、「相手が特定のキーワード・選択肢を返信すると、予め設定しておいたメッセージを自動返信する」という機能を持ったSMS双方向送信機能を選ぶ必要があります。実際の利用イメージとマッチしないサービスを選んでしまうと、意図した送信はできない可能性があるのです。

メッセージを送信する以外の用途でSMSを利用しない場合は双方向送信機能は特に必要ありませんが、顧客からの返信に対応してやり取りを行いたい場合は、SMS双方向送信機能があることは必須条件となります。全ての返信に対して同じ内容のメッセージを送信できれば良いのか、それとも返信内容にマッチしたメッセージをそれぞれ送信したいのかなど、実際の利用イメージを明確にしたうえでサービスを比較・選択することが重要です。

【優先度★★~★】他人接続判定・キャリア自動判定機能

最後に注目すべきポイントは、「他人接続判定」や「キャリア自動判定」が利用可能かどうかです。これらは基本的にSMS送信サービスのオプションとして利用するものですが、あると役立つ便利な機能です。

他人接続判定機能とは

「他人接続判定」機能は、顧客の電話番号を読み込んで過去の利用履歴と照らし合わせることで、他人接続の可能性がある電話番号を抽出・アラートしてくれる機能です。
例えば、過去に未利用期間が3か月以上空いている電話番号などは、当初の契約者が携帯電話を解約しており既に別の人物がその番号を利用している可能性があります。同じ電話番号であっても、意図しない人物に対し個人情報などの重要な情報が送信されてしまうことを防ぐために、他人接続判定機能はあったほうが安心な機能の一つです。

キャリア自動判定機能とは

「キャリア自動判定」機能は、SMSを送信した際に、顧客がどのキャリア(docomo、au、SoftBank)でSMSを受け取ったかが判る機能です。
この機能を使うメリットは、顧客の利用キャリアを判定することで、送信可能なメッセージ文字数が自動で把握できるという点です。特に「SMS長文化機能」を利用する際は、キャリアごとに上限文字数が異なるため、キャリア情報の取得は効果的なメッセージを届けるために重要なポイントとなるのです。

これらの機能は、メインのSMS送信サービスにプラスして活用することで、よりSMSのアプローチの幅を広げるためのものです。必ずしも利用する必要はありませんが、サービスを比較する際にはチェックしておくのがオススメです。

「キャリア直収設計のサービスの中でも、その他で備えている機能や特色は大きく異なります。その中でも、SMSをより効果的に利用するために特に重要なポイント「全キャリアSMSの長文化・SMS双方向送信・他人接続判定・キャリア自動判定」についてご紹介しました。SMS送信サービスの比較検討の際には、ぜひ一度確認してみましょう。
ただし、国内キャリアと接続している関係上、SMS送信サービスの仕様等に関する詳細情報はWeb上では具体的に説明されていない場合が多くあります。その場合は、個別に問い合わせることで詳細情報を掲載した資料を貰えるため、まずは色々なサービスを見比べるためにも資料請求をしておくのがオススメです。